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破風板の役割とは?雨漏りを防ぐためのポイントを紹介

愛知県蒲郡市に拠点を構える、屋根の修理・リフォーム専門店「株式会社ヤネケン」です。

破風板(はふいた)は屋根の端に設置されており、建物の耐久性や美観を保つために欠かせない役割を果たしています。

屋根自体は雨や風から建物を守っていますが、破風板は特に横や下からの風雨の侵入を防ぐ役割を担っています。

破風板が劣化すると雨漏りのリスクが高まり、建物全体の耐久性に悪影響を及ぼすことがあります。

雨漏りは多くの家庭にとって深刻な問題であり、その原因を理解し、対策を行う必要があります。

 

本記事では破風板の役割と構造、劣化と雨漏りの関係、修理方法と予防策についてご紹介します。

破風板の雨漏りにお悩みの方はぜひ参考にしてください。

 

破風板の役割と構造

破風板は屋根の端に取り付けられる板であり、以下のような役割を果たしています。

防風

特に下から吹き上げる風を分散させることで屋根全体を風から守っています。

屋根は上からの風には強いですが、横や下からの風には弱い点があります。

破風板があることでこれらの風の影響を軽減し、建物全体の耐風性を高めます。

風が強い地域では、破風板の設置が特に重要です。

防水

雨水が屋根裏に浸入するのを防ぐ重要な役割も担っています。

特に横や下からの雨水の浸入を防ぐことで屋根裏の木材や断熱材が水に浸されるのを防ぎ、建物の耐久性を保ちます。

破風板が劣化すると雨水が浸入しやすくなり屋根裏の湿気が増加し、カビや腐敗の原因となるため、注意が必要です。

防火

火災時に屋根裏への延焼を防ぐ役割も持っています。

これにより、建物全体の火災リスクを低減します。

火災のリスクが高い地域では破風板の材質選びも重要です。

外観向上

建物の外観を美しく保つための重要な要素でもあります。

破風板がないと屋根の構造部分が外部に露出してしまい、見た目が悪くなるだけでなく、構造部分が劣化しやすくなります。

構造

破風板は木材や金属、合成樹脂などの材料で作られています。

例えば木材の場合、耐久性のある防腐処理が施されていることが多く、金属の場合は亜鉛メッキや塗装が施されていることが一般的です。

破風板の厚さや形状は、地域の気候や建物のデザインによって異なります。

 

破風板の劣化と雨漏りの関係

破風板は常に外部環境にさらされているため、以下のような要因で劣化が進行します。

雨水は破風板に直接当たり、その防水性を徐々に低下させます。

特に木製の破風板は水分を吸収しやすく、腐食の原因となります。

金属製の破風板でも、雨による錆が発生しやすくなります。

長期間にわたって雨にさらされることで破風板の材質が劣化し、雨漏りの原因となることがあります。

紫外線

紫外線は破風板の塗膜を劣化させ、耐久性を低下させます。

特に南向きの破風板は紫外線の影響を強く受けやすく、劣化が早まる傾向があります。

紫外線による劣化は見た目にも影響を及ぼし、色あせやひび割れを引き起こします。

強風

破風板は風から建物を守る役割があるため、強風の影響を受けやすいです。

風による摩耗や飛来物による損傷が劣化の原因となります。

特に台風や暴風雨の際には破風板が強い力を受け、損傷を受けることがあります。

塩害

沿岸部では塩分を含んだ風が破風板に当たるため腐食しやすく、特に金属製の破風板は塩害による錆が進行しやすいです。

そのため塩害は破風板の寿命を大幅に短縮させる要因となります。

以上のような原因で発生した劣化が進行すると雨漏りにつながります。

 

劣化の初期症状

破風板の劣化は以下のような初期症状で確認できます。

塗膜の剥がれ

表面の塗装が剥がれると内部の材質が露出し、劣化が進行します。

錆の発生

金属製の破風板では錆が発生することで強度が低下します。

木材の腐食

木製の破風板は水分を吸収しやすく、腐食が進行します。

ひび割れや欠け

破風板にひび割れや欠けが見られる場合、早急な対策が必要です。

これらの症状が見られる場合、早急に対策を講じる必要があります。

劣化を放置すると破風板の防水性が低下し、雨水が屋根裏に浸入して雨漏りが発生しやすくなります。

これにより屋根裏の木材が腐食し、建物全体の耐久性が低下するリスクがあります。

 

破風板の修理方法と予防策

破風板の雨漏りが進行した場合、以下のような修理方法があります。

また破風板の修理は高所での作業となり危険なので、専門業者に依頼することをおすすめします。

塗装

破風板の表面を再塗装することで、防水性を回復させることができます。

塗装は比較的安価で劣化が軽度の場合に有効です。

ただし塗装の耐久性は限られており、定期的な再塗装が必要です。

特に紫外線や雨にさらされる部分は、早めの再塗装を心がけましょう。

金属板金を巻く

破風板に金属板を巻くことで耐久性を向上させる方法です。

金属板は防水性が高く長期間効果を発揮しますが、コストが高くなる点がデメリットです。

金属板を使用することで塗装の手間を減らし、長期的なメンテナンスコストを抑えることができます。

交換

破風板が著しく劣化している場合、交換が必要です。

費用と時間がかかりますが、新しい破風板は長期間にわたり建物を保護します。

 

予防策とメンテナンス

破風板の雨漏りを防ぐためには定期的なメンテナンスが重要です。

以下の予防を行うことで、破風板の寿命を延ばすことができます。

定期的な点検と清掃

破風板の状態を定期的に確認し、汚れやゴミを取り除くことで、劣化を防ぎます。

紫外線対策としての遮光フィルムの設置

特に南向きの破風板には、紫外線対策として遮光フィルムを設置することが効果的です。

防水塗料の使用

防水性の高い塗料を使用することで、雨水の侵入を防ぎます。

専門業者による定期的なメンテナンス

専門業者による点検とメンテナンスを定期的に行うことで早期に問題を発見し、対策を行うことができます。

これらの対策をすることで破風板の劣化を防ぎ、建物全体の耐久性を保つことができます。

 

まとめ

破風板は建物の防風、防水、防火、美観向上において重要な役割を果たしています。

破風板の劣化は雨漏りの原因となり建物全体の耐久性に悪影響を及ぼすため、定期的な点検と修理が必要です。

劣化を早期に発見し適切な対策を講じることで、建物の寿命を延ばし、快適な住環境を維持しましょう。

 

 

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