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瓦屋根からの雨漏りの原因は?:修理方法までご紹介!

愛知県蒲郡市に拠点を構える、屋根の修理・リフォーム専門店「株式会社ヤネケン」です。

瓦屋根はその美しさや耐久性から多くの家庭で選ばれています。

一般的には「メンテナンス不要」と言われることもありますが、実際には雨漏りが発生することも少なくありません。

雨漏りは放置すると建物の構造や内部に深刻なダメージを与える可能性があるため、早期の発見と適切な対処が求められます。

この記事では瓦屋根の雨漏りの主な原因と、それぞれに対する修理方法についてご紹介します。

瓦屋根の雨漏りにお悩みの方はぜひ参考にしてください。

 

瓦屋根の雨漏り原因

瓦のズレや割れ

瓦は強風や物の衝撃によってずれたり割れたりすることがあります。

特に台風や地震などの自然災害後には目視では確認できない微細なズレや亀裂が生じていることが多いです。

これらは雨水が浸入する隙間を作り、結果的に雨漏りを引き起こす原因となります。

例えば強風によって瓦がずれてしまうとその隙間から雨水が浸入し、内部で水が溜まることになります。

この状態が続くと木材や壁紙などが腐食し、さらなる損傷を引き起こすことになります。

防水シートの劣化

瓦屋根には防水シート(ルーフィング)が敷かれており、これが雨水の浸入を防ぐ重要な役割を果たしています。

しかし時間が経つにつれてこの防水シートは劣化し破れたり縮んだりします。

この状態になると雨水がシートの下に浸入し、雨漏りを引き起こすリスクが高まります。

防水シートは通常10年から15年程度で劣化が始まるので、定期的に点検することが重要です。

特に古い家の場合、この劣化は見逃されがちなので注意が必要です。

土葺き工法の問題

伝統的な土葺き工法では時間と共に土が流出してしまうことがあります。

この土は瓦を固定し防水機能を提供していますが、その流出により防水性能が低下します。

特に大雨や長期間の降雨後にはこの問題が顕著になります。

土葺き工法の場合、定期的な点検と補修作業が不可欠です。

土が流出している場合、新しい土を追加することで防水機能を回復させる必要があります。

雨樋の詰まり

雨樋は屋根から流れる雨水を排水する重要な部分ですが、落ち葉やゴミで詰まることがあります。

これにより水が逆流して建物内部に浸入する可能性があります。

詰まりを放置するとさらに大きな問題につながることもあるため、定期的な清掃が重要です。

特に秋には落ち葉による詰まりが多く発生するので、この時期には特に注意して点検・清掃を行うことがおすすめです。

板金部分の劣化

屋根の谷部や壁との取り合い部分には板金が使用されています。

この板金部分が錆びたり穴が開いたりするとその隙間から雨水が浸入します。

板金部分は定期的に点検し、錆びや穴などの劣化を早期に発見することが重要です。

必要に応じて交換作業を行うことで大きな問題を未然に防ぐことができます。

棟部の劣化

棟部は瓦屋根の最上部に位置し、防水性を保つために漆喰や屋根土で固定されています。

しかしこの漆喰や土も経年劣化するため損傷した場合にはそこから雨水が浸入します。

棟部の状態は定期的に確認する必要があります。

棟部の漆喰は特に劣化しやすい部分で、ひび割れや剥離などの兆候を見逃さないように特に注意が必要です。

劣化した場合は速やかに修理することで、大規模な損傷を防ぐことにつながります。

施工不良

最後に新築時やリフォーム時に施工不良があった場合にも雨漏りが発生します。

防水シートの重ね方や瓦の固定方法など専門的な知識と技術が求められるため、不適切な施工によって問題が生じることがあります。

施工不良は目には見えない部分で起こるため自分では気づきにくいものです。

そのため新築やリフォーム時には信頼できる業者選びと施工管理が非常に重要です。

 

瓦屋根の修理方法

瓦屋根で雨漏りが確認された場合、その修理方法はいくつかあります。

状況によって適切な方法を選択することが重要です。

部分的な補修

小規模な損傷の場合、部分的な補修で対応できることがあります。

具体的には割れた瓦やずれた瓦を交換したり、漆喰を塗り直したりすることです。

また劣化した板金部分も新しいものに交換することで修理できます。

このような補修作業は比較的短期間で行えるため小規模な問題には効果的です。

例えば一部の瓦だけ割れている場合、その部分だけ交換すれば済むのでコストも抑えられます。

ただし自分で行う場合は正確な技術と知識が必要ですので、不安な方は専門業者への依頼がおすすめです。

葺き替えによる修理

もし雨漏りが広範囲に及ぶ場合や築年数が長い場合、葺き替え工事が必要になることがあります。

葺き替えとは古い瓦を取り外し、新しいものと交換する作業です。

このプロセスでは以下の工程があります。

①古い瓦と防水シートを撤去。

②下地材の点検と必要に応じた補修。

新しい防水シートを施工。

新しい瓦を設置し、棟部も仕上げます。

葺き替えは大規模な工事となるため、この作業も専門業者に依頼することがおすすめです。

葺き替え後は新しい屋根によって長期間安心して住むことができます。

 

まとめ

瓦屋根はその美しさと耐久性から多くの家庭で重宝されています。

しかしその耐久性を維持するためには定期的なメンテナンスと早期対応が不可欠です。

この記事で紹介したように雨漏りにはさまざまな原因があるので、自分自身でも情報収集しつつ信頼できる専門業者に相談することが重要です。

また専門業者を選ぶ際は、ネット上の口コミや評判、施工実績を参考にすることで安心して依頼することができます。

定期的に点検・メンテナンスを行うことで、大規模な修理費用を抑えることにもつながります。

ぜひこの記事を参考にして大切なお住まいをお守りください。

 

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